ジョホールバルはジョホール州の中心街として栄えるマレーシア第2の都市です。 東南アジアの金融大国シンガポールとコーズウェイ橋でつながれており、 シンガポールの中心地からジョホールバルまでは車で約1時間です(渋滞の状況によって異なります)。 両国間では、車から降りずに出入国手続きが可能です。 ジョホールバルシティーセンターは、金融機関などが集まるビジネス地区(CBD)として開発されつつ、 既存の文化的な施設や建物は残されています。 さらにウォーターフロントにはエンターテイメントや商業施設を備える計画です。 またシンガポールへの交通機関の発達も進んでいく予定で、 2024年までに、両国を結ぶ高速輸送システム(RTS)の運用を目指す計画も発表されています。 *地下鉄計画の記事はこちらから 1.ダンガベイ ジョホールバル海峡を見渡せるベイエリアとして有名なダンガベイ。 ジョホールバルとシンガポールを繋ぐコーズウェイからは、車で約10分の距離にあります。 金融・経済・商業の中心地として発展していく予定で、ダンガベイだけで1つの街が完成します。 現在は住宅開発(コンドミニアム等)を行っていますが、 ダンガベイの1部の施設は無料開放しており、人口のビーチやレストランに入ることも可能です。 2.JB CBD ジョホールバルの中心地であり、昔と現代の街並みが共存する地区でもあります。 現在文化街として州民に親しまれているヘリテージ地域は既存の姿を残しながらも、 綺麗な観光地化を進め、公園や川の通る緑豊かな街づくりを目指します。 現在埋め立て工事が行われており、オフィスや公園の建設が予定されています。 3.CIQコンプレックス ジョホール-シンガポール間の約1kmを結ぶコーズウェイ。 橋の両端に設けられたCIQ(税関・出入国管理・検疫)で簡単な手続きを行うことで、 陸路での国境越えが可能となっています。 2008年12月より使用を開始しました。 それに続き、2010年10月にJBセントラル駅が開業しました。 JBセントラル駅からはクアラルンプール方面、 シンガポールのウッドランド方面へとマレー鉄道が開通しています。