イスカンダル計画フラッグシップCに指定されているこのエリアは、
ジョホールバル市街地の東南に位置しており、
セナイ国際空港とジョホールバル中心街まで車で約30分の場所に位置しています。
700エーカーのフリーゾーンによる税制優遇があるタンジュンペレパス港(PTP)、
大規模なコンテナ狩り、地域の物流拠点ひとつで、
配送センターや倉庫などが中心のエリアです。
タンジュン・ビン発電所やシンガポールへのアクセスに便利な
セカンドリンクがあるのもこのエリアです。
またラムサール条約による自然保護地域を有しているのも特徴の1つ。
ハイテク製造業や食品加工業、石油化学工業が主要産業となっています。
1.タンジュンペラパス港
1999年に開港。単独港都市はマレーシア最大の港です。
2000年には世界でも有数のコンテナ港として有名になっています。
タンジュンペラパス港はシンガポール港から約50km以内の戦略的な場所に位置しており、
円滑に物事が進むこと、そしてシンガポールよりの物価が安いことから
低価格での物流サービスが可能です。
その為、デンマークのMaersk Sealand社や日本の富士物流等がジョホール支店を展開しています。
2.セカンドリンク
ジョホールバルとシンガポールを繋ぐ2つ目の橋です。
シンガポールではTuas(トゥアス)という名前で親しまれています。
ジョホールバル中心地にあるコーズウェイ橋の渋滞が深刻化したために、
1998年2月に開通しました。
3.ラムサール国際公園
ジョホール州南に位置するラムサール条約登録地です。
いずれも国立公園に指定されており、マングローブの森や野生動物の生息等、
手つかずの自然が残されています。
ジョホール州ではククプ島、河川湿地スンガイ・プライ、
海岸線タンジュン・ピアイの3か所がラムサール条約に指定されており、
観光地の1つとしても有名です。