今回ご紹介する学校はREAL INTERNATIONAL SCHOOLです。
現地(マレーシア)の学校とインターナショナルスクールが一緒になっており、全校生徒約700名中インターナショナルスクールの生徒は400名ほどです。
その中の18%は駐在員(大半を韓国人が占めています)、その他86%を中華系マレーシア人が占め、後はマレー系やインド系のマレーシア人です。
現在日本人生徒は4名(低学年3名、高学年1名)です。(2018年4月)
インターナショナルスクールに入れたとしても、日本人が集まると、つい子供たちも日本語で喋ってしまいます。その点、この学校は日本人が語学を勉強するには穴場かもしれません。
入学試験の内容は英語と算数、各45分ずつの計1時間半の試験が行われ、試験の受験費用は500RM(約1500円)になります。その他授業費はページ最下部のの写真をご参照ください。
(2018年現在、授業料の部分のみ変更されています。ご注意ください。また受験費用やデポジットに関しては変更がありません。)
イギリス式のカリキュラムを使用しているこの学校は、教育課程がイギリスの義務教育終了と同じ16歳で卒業します。その後学生たちが大学受験の為に選ぶ進路は、イギリスに留学したり、シンガポール、クアラルンプールの高校や、ジョホールバルの高校に行ったりと様々です。
○メリット
・シンガポールの中学校にも問題なく編入できるレベルの英語教育
・英語が苦手なお子様でも先生方が全面サポート
(それぞれの習熟度に合わせて、英語の補習クラスも実施しています。)
・英語、中国語、マレーシア語など様々な語学を勉強できる。
(華僑が多いので、特に中国語はお友達の影響で上達する可能性が高いです。)
・レゴブロックのレッスンなどユニークなものが授業として行われる。
・日本人の多く住む、ストレイツビューコンドミニアム、パルマスジャヤ・ジャスコのすぐ近く
・徒歩2分の場所に寮がある。
○デメリット
・学校自体の規模が小さい
・教員はマレーシア人の方がほとんどで、英語の発音はマレーシア訛りになる可能性がある。
・16歳で卒業なので、その後大学までの進路も考える必要がある。
■方針・実績
REAL INTERNATIONAL SCHOOLでは主な教育理念として、“Character”(人格),“Collaboration”(協調),”Communication”(コミュニケーション),”Critical Thinking” (クリティカルシンキング)& “ Creativity(創造性)”の「5C Core Values」を掲げています。
英語が弱い生徒の為の対策として、授業のクラス分けや補習授業も行っており、先生方の全面協力のもとで英語力をアップしていきます。
また校内での生徒の会話を英語のみにする為、EP CARD(English Please Card)というユニークな活動も積極的に行っています。
EP CARDを付けている生徒が英語以外の言葉を話すのを先生が見つけると、チェックが付き、10個チェックが貯まると、全校集会の時に皆の前で歌を歌ったり、芸をしたりしないといけないという罰があるそうです。
英語の他にも特徴的なのはシンガポールの中学校を受験する生徒の為に行われる、数学の補習授業です。
シンガポールの学校の数学は世界的に見てもレベルが非常に高いです。その為シンガポールの学校に入学したいという生徒のために試験前に週一回、放課後に算数受験対策授業(有料1学期12回でRM250 約7500円)が行われています。
シンガポールの学校を受験しない生徒も、算数のレベルが高ければ、補習授業に参加できます。
具体的な試験の実績としては2017年度のIGCSEには40名ほどの生徒が受験しており、そのうちの9割が合格、8割の生徒が60%以上のスコアを記録しています。
アクティビティでは水泳、バドミントン、テコンドー、バスケットボール、ネットボールなどのスポーツにも力を入れています。
■学費
学費はこちらです(拡大)
※学費に関してですが、授業料(School Feeの部分)のみ変更がありました。 2018年現在はRM15,700~RM 20,650(学年に応じて変化)となっているようです。
※また寮を利用される場合はRM2200/月の追加費用がかかります。