マレーシアで不動産を購入された後、内装、家具、照明、家電を各オーナーがしなければなりませんが、この内装デザインが賃貸価格と賃貸の付きやすさに大きな影響を与えています。
そして、中古物件を購入される場合でも、賃貸としてロケーションや間取りなどは非常に良くても、オーナーの内装や家具の選定、メンテナンスなどが悪かったことで、賃貸が難しくなることがあります。その場合は、リフォームを行うことで、部屋を生まれ変わらせ、賃料と入居率の向上を実現していくことができます。購入価格が新築物件よりも安い分、このやり方の方が、結果的に投資リターンが高くなる場合もあります。
|
マレーシア不動産において、内装 · リフォームのポイントは4つあります。 |
1 |
|
内装デザインはオーナー様によっては、こういう家にしたいと強いこだわりがある方がいらっしゃいますが、賃貸に出されたい場合は、自分の好みではなく、あくまでも貸しやすい内装デザインや家具にしていただくことで、結果的に投資リターンが高まります。 |
|
|
2 |
|
入居者が掃除を小まめにやってくれるかどうかはわかりませんので、メンテナンスの観点を設計段階から盛り込んでおく必要があります。 |
|
|
3 |
|
内装や家具にかける費用が安すぎると、せっかく良い物件を購入されても魅力がなくなり、逆に費用をかけすぎると賃貸価格が高くなりすぎて、入居者が限られてしまい、賃料を安くしなければ入ってくれなかったりします。想定投資リターンに到達するために、入居者にとってどこが重要かにフォーカスし、予算内でどうすれば一番価値を高められるかを考えて行うことが大切です。 |
|
|
4 |
|
1つの内装工事のはじめから、引き渡しまでの間、打ち合わせと立ち会いが20回ぐらいは必要です。照明や家電はそれぞれの店に行って選ばなくてもなりません。マレーシアでは、全工程において、日本と異なり、まず思い通りに進みません。時間を予定よりも後ろに倒れることがほとんどです。実際にやり始めるとイメージと違ったり、選んだ部材が実際に取り付けて見るとフィットしなかったり、使い勝手が悪かったり、その都度1つ1つを現場でチェックします。また、早めに発見しないと後で直せなくなる場合もあります。 |
|
天井に照明をビルトインすることで、モダンなイメージを作り出し、部屋全体を照らすため、夜も非常に明るくなりました。そして、フローリングをタイルからウッド調のものに変えることで、温かみを出しています。
|
エントランスにダイニングがあり、これによって家の印象が大きく変わります。リフォームでは壁一面の大きな鏡を配置することで、部屋を広く見せ、そして、天井のビルドイン照明がモダンな空間を演出し、光の反射で部屋がとても明るくなりました。
|
以前はマスターベッドルームのバス・トイレのシャワーブースは厚い壁で仕切られ、暗かったので、まずこの壁を取り払いました。ガラスのシャワーブースと大きな鏡を配置することで、広々として明るいバス・トイレに変身しました。そして、鏡もキャビネットになっており、歯ブラシ類や化粧品などを収納でき、シンクの下にも大きなキャビネットをつけることで、タオル類やトイレットペーパーなど、かさばるものをたくさん収納できるようにしています。
|
このトイレは日当たりも、風通しを良いため、基本レイアウトは変えず、ガラスのシャワーブースと大きな鏡を設置し、高級感あるデザインに仕上がっています。ここのトイレも鏡がキャビネットになっており、歯ブラシ類や化粧品などを収納でき、シンクの下にも大きなキャビネットをつけることで、タオル類やトイレットペーパーなど、かさばるものを収納できるようにしています。
|
もともとこのマンションのキッチンは、日当たりも良く、広々としていたので、リフォーム後はそれにスタイリッシュなデザインと、大きな収納キャビネットが追加され、非常にキッチンが差別化され、特徴的な物件になりました。
|
廊下とドアもウッド調にすることで、温かみがあり、かつ、高級感を出しています。照明も全体的にビルトインし、夜でも廊下全体を照らし、非常に明るくなりました。
|
マレーシアは湿度が90%ほどあり、非常に湿気が多い国です。変形や劣化を防ぐため、リビング、ダイニング、トイレ・バス、キッチン、地面で使われているウッド調の素材は、非常にナチュラルに見えますが、表面は防水のプラスティック系の建材を使用しており(内部は木材)、タイルと同じように拭き掃除ができ、ウッドフローリングのような定期的なワックスもいらず、メンテナンスが楽です。
弊社では、物件価値と投資リターンを上げられるように内装デザイン、リフォーム、家具・家電・照明の選定、全段階での確認業務、受け渡しまでのトータルサポートを行っております。