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マレーシア・マイ・セカンドホーム(MM2H)ビザの制度
 
マレーシア連邦政府は、1987 年に
シルバー・ヘア・プログラム（Silver Hair Programme）という、
55 歳以上の定年退職者を対象とした、長期滞在者ビザ制度を策定しました。

その後この制度は申請条件を緩和しつつ、
何度かの変更を得て、2002 年には年齢制限を撤廃するとともに、プログラムの名称も、
マレーシア・マイ・セカンドホーム(Malaysia My Second Home：MM2H)
として大幅な変更を行いました。

現在、最大10 年の期限でのビザ申請で、
MM2H 取得者は何度でも出入国が可能です。

また10 年後はビザの更新も可能となっています。

 

申請は個人もしくは代理業者を通じて、窓口である観光・文化省管轄下の
Malaysia My Second Home Centre で行います。


2013 年11 月27 日に観光・文化大臣が新聞に発表したデータによると、
この制度の下ビザを取得した人の総数は122 ヶ国以上の22,320 人で、

国別の上位5 ヶ国は中国（4,187 人）、日本（2,880 人）、
バングラディッシュ（2,603 人）、英国（2,016 人）イラン（1,266 人）でした。



マレーシア・マイ・セカンドホーム　ロゴ


MM2H日本人取得者

 


制度の概要

申請に際しての条件




承認後の条件




仮承認後に必要な主要書類と手続き




 

その他の奨励・優遇策


子供の教育

21歳以下の被扶養者を同行させることが可能。
ただし18歳以上の高等教育機関への入学には学生ビザへの切替えが必要。

住宅購入

MM2H取得者はマレーシアの不動産を購入することが出来る(必須ではありません)。

※土地の管轄は各州政府にあり州法に則りますが、
100万リンギット以上を規定している州がほとんどです。

自家用車の輸入・購入

個人で半年以上所有していた自家用車を
無税で持ち込むことが出来る(ビザ取得後半年以内に申請)。
またマレーシアで製造もしくは組み立てられた新車を
免罪で購入することもできます(ビザ取得後1年以内に申請)。
いずれも1家族1代です。

※マレーシアは自家用車に高い税金をかけています。

パートで働く・起業する

50歳以上で許可を受けたものはパートタイムで講師
あるいは州20時間以内の仕事に就くこともできます。
また会社を設立し起業することも可能です。


注
・　サバ州・サラワク州は申請窓口が異なり、
サラワク州の場合は規定が異なります。
・　制度は予告なく変更させる場合がありますので、
最新の情報はホームページhttp://www.mm2h.gov.my（英語のみ)を必ずご確認ください。
またマレーシア政府観光局には日本語の概要を掲載しています。
※リンクをクリックしていただくと詳細情報がご覧いただけます。



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